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kodakのクラウドマイニングサービス(kashminer)参戦についての考察

   

先日発表されたkodakのマイニング機器(kashminer)レンタルサービスについての考察をしておきたいと思います。

配られたフライヤーを見てみると、下記のような内容でした。

・イニシャルコストで$3400
・マイニング量$25/日(想定)
・手数料$12.5/日(想定、マイニング量の50%という定義らしい)
・契約期間は2年間
・coinbase口座を通じて週次で支払い

手数料にはメンテナンス費用、電気代、ライセンス費用などが含まれているようですが、Genesis miningやhashflareのように具体的にハッシュレートにつき「いくら」という話ではなくて、50%という設定のようです、フライヤーを見る限りは。

※手数料は、話を単純化しようとして採掘量の50%とフライヤーでは言っているだけで、実際にはハッシュレートあたり固定費用の可能性もあります。というか、そうしないとコダックが赤字になるリスクを背負うことになりますし、普通は固定費用なのではないのと私は思ってます。

ちなみに、フライヤーにはROI計算もされていて、2年間で掘れるのが$18,250で手数料$9,125払って手元には$9,125残るため、ROIは268%($9,125÷$3,400)とのことです。

kodakのマイニングサービスの問題点について

ROIで見ると悪くないようにみえるのですが、いくつか感じた懸念点についてまとめておきます。

まず手数料50%が、文字通り採掘量の50%なのだとすれば、1日あたりの採掘量が$9まで下落しても、2年間で元本回収は可能です。

またシミュレーション通りの採掘計画なら、272日で元本回収できて、その後はプラスで運用することが可能です。

さらに、他のマイニングサービスと違って、採掘量がメンテ費用を下回ったからといって採掘停止になる契約上のリスクも無くなるので、手数料が本当に採掘量の50%なら、完全なクソサービスというわけではないと思います。

手数料が機器当たり固定だった場合の想定

kashminer1台あたり、実は毎日の手数料が固定(12.5ドル)だった場合の想定です。

このkodakのkashminerですが、採掘量のシミュレーションを見ると、14TH程度のハッシュレートでS9 Antiminerにほぼスペックが近いと見ています。

そう考えると、1THあたりの手数料は0.9ドルほどです。これは、genesis miningの0.28ドル、hashflareの0.35ドルと比べると異常に高いです。

また、採掘量が1日$12.5を切ると1日あたりで赤字になり、ユーザー側にはビットコイン割り当てがなくなります。ちなみに、2018年1月16日時点でS9の採掘量が、既に19ドルを切っているのを考慮すると、現実に起こりえそうな危ない数字です。

そのため、本当に採掘量の50%しか手数料を取らないのであれば、イニシャルコストは1THあたり$240ほどということ、契約は2年間であることを考慮すると、利益の繰り延べをしたい人、安定的にビットコインを手に入れたい人には、需要はあるかもしれません。

ですが、採掘量の50%ではなくて、1台あたり$12.5ということであれば、このビジネスは破綻すると思います。

大企業が参戦してきているクラウドマイニングの今後の予想

DMM、GMO、Kodak、Alibaba(ジャックマーは参入しないと言っているが・・・)など自社またはサードパーティーを利用したマイニング事業への参入を進めているわけですが、今後もマイニング事業に参戦する大企業は増えるのではと考えています。

そうなると、トータルのハッシュレートは増えるので、今のように回収期間4か月~5か月とはいかなくなると思います。

個人的には、マイニング専業の会社が独占しているよりも、本業を持っていてマイニングもやっている会社が増えたほうが、短期的な価格下落にも耐えられる(電気代、機器台を払うのにマイニングしたビットコインを売らなくていいから)と思うので、ビットコインネットワークは安定すると思っていて、この流れは歓迎です。

ただ、個人のマイニングで短期的に稼ぎたいのであれば、元本回収ゲームになる前に、ここ1年~2年で勝負しておきたいところです。

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