BITZENYのクラウドマイニングは儲かるのか?
2018/01/15
スマホでもマイニングできるという「ビットゼニー」ですが、クラウドマイニング含めて儲かるのか、個人的な見解をまとめておきます。
30kh/sで月6万円くらいで販売されていたのですが、私は購入しませんでした。
下記が簡単な収益計算で、LA bitzeny poolの採掘実績を見ながら実施してみました。
・1kh/sで1.3bitzeny/日くらい掘れている
・30kh/sだと39bitzeny/日
1bitzenyは2018年1月だと30円くらいなので、1日1200円分くらいのbitzenyが掘れる計算になります。月だと3万6千円ほどなので、月6万円払うと微妙かなと思いました。
ビットゼニー自体が、購入できる国内取引所がなく、海外取引所での買い付けもリスクがあるので、それに対するプレミアムを払えるかというのがポイントになりそうです。
また、bitzenyは利用プールによっては、採掘量が爆上げする可能性もあるようなので、クラウドマイニング運営者の腕次第という点も大きそうです。
とはいっても、効率的な採掘方法が定まっていないマイニングというのは大きく投資しにくいですし、通貨の発展にも好影響があるとは思えません。
その点で、monacoinはアルゴリズムLyra2REv2を採用しているので、ZCASH、イーサリアムなど他通貨をマイニングしているGPUのハッシュレートを利用することが可能で、それなりにハッシュレートを確保できる状況にあるため、同じようなスペックでもビットゼニーより価値が高いと評価されているように感じます。
ということで、現状では私はビットゼニーマイニングはやらずに傍観していようと思います。
※ビットゼニーの採掘アルゴリズムyescryptについて調べてみたのですが、ASICに破られたscryptを、よりASIC耐性をつけることを目的にしたアルゴリズムという位置づけのようです。元々scryptも反ASICとして開発されたアルゴリズムだったので、将来的にyescryptもASICが登場する可能性は否定できませんが、現状ではほとんど注目されていないアルゴリズムなので、誰もASICを開発しないので逆に問題なさそうです。