クラウドマイニング人柱ブログ

クラウドマイニングと自作PCで発掘しています

Genesis miningのmoneroクラウドマイニングについて

      2018/06/07

2018年4月のmoneroのAsic耐性のためのハードフォーク後に、genesis miningのmoneroプラン(正確にはcryptonightプラン)の採掘基軸通貨が、Electroneum(ETN)に強制変更された件について朗報です。

ハードフォーク直後のgenesis miningのスタンスとしては、元々のmoneroプランではcryptonightアルゴリズムを利用してmoneroを掘るという契約ではあるが、どの採掘マシンを利用するかは明記しておらず、利用している採掘機ではmoneroが掘れなくなったのでbest effortとして当初収益的にマシだったETNを基軸にした採掘プランに強制切り替えしました。

ただ、1か月も経過しないうちにETN採掘は、ほぼ収益性ゼロになっただけでなく、ETN自体のアルゴリズム変更もあり、掘れるまともな通貨がなくなりました。

さらにredditなどでgenesis miningの採掘通貨の強制切り替えはスキャムではという声が徐々に上がり始めました。

そして2018年6月になってgenesis miningは対応策を発表、現状のCryptoNightCryptoNightV7に対応した機器を導入(今まではGPUを利用していなかったようです・・・)、6月30日以降はハードフォークしたMoneroを直接掘れるということになり、一応は一件落着ということになりそうです。

今回のgenesis miningの契約変更からは下記の教訓が学べました。

・今まではハッシュレート数の販売だけで契約書には「どの機器」を利用して採掘するかの明記がなかったが、今後明らかにするクラウドマイニング企業は増えそう
・世界的にクラウドマイニングは金融商品認定されそうなので、契約内容に突っ込みどころがない仕様に変更しようとしている(genesis miningはアメリカのサウスキャロライナでは販売中止の要請をされている)

クラウドマイニングはまだまだ発展途上のビジネスであり、大きく貼るのは危険かなという気になりました。

モネロマイニングを始めた経緯

下記は、当初モネロマイニングを始めた時の見解です。

騒音、熱など家庭での運用が厳しいvega56によるmoneroマイニングは諦めた私ですが、代わりにgenesis miningで9000h/sでmoneroプランを契約しました。

下記が、9000h/sの直近10日間のマイニング実績です。

26.12.2017 BTC 0.001626555
25.12.2017 BTC 0.001774845
24.12.2017 BTC 0.001710915
23.12.2017 BTC 0.00177462
22.12.2017 BTC 0.001813395
21.12.2017 BTC 0.00215241
20.12.2017 BTC 0.00205305
19.12.2017 BTC 0.00167886
18.12.2017 BTC 0.00145362
17.12.2017 BTC 0.00139317

※Genesis miningのmoneroプランも2018年1月9日時点で完売したとのことです

払い出しは、moneroではなくBTCにしているのは、単純にBTCを保有したいからというのと、moneroの払い出しだとハードウォレットがないので管理が大変そうというのが理由です。

10日間で0.01743144BTCが払い出しされているので、BTCを$15000で計算すると、約$260となっていて、1日平均だと$26です。9000h/sの契約のために$7200ほど払っているので、回収までは276日程度、契約は2年間なので18720ドルがマイニングされるペースになっていて、入れた金額の2.6倍程度のBTCをマイニングできる計算になっています。

BTCの値上がりの可能性もあれば、さらにリターンは大きくなるので、比較的良心的な契約になっているかと思います。

ちなみに、vega56によるマイニングが主流のmoneroですが、自作だと電気代、熱、騒音はネックになってくるので、クラウドマイニングとはmoneroは相性がいいと感じています。

GPUによるmoneroマイニング費用とクラウドマイニングの比較

自作マイニングで運用したことがないと、クラウドマイニングは本当に妥当な金額なのかの判断は難しいので、ここでは自作マイニングも実践している私の目線で、GPUマイニングとクラウドマイニングの費用比較をします。

GPUによるmoneroマイニングと、Genesis miningのmoneroクラウドマイニング契約はどちらが有利なのか、実際にmoneroマイニングしている私の目線で比較してみます。

費用面での比較ですが、genesis miningの3000h/sで2327ドルかかるのに対して、GPUマイニングで3000h/s出すには、電気代含めていくらかかるのか計算してみます。

・マザーボードや電源などPC部分で$200
・GPU(Radeon vega56)で$1400
・2年間の電気代で$720

合計で$2320と、ほぼGenesis miningの採掘契約と同じ費用になります。

ちなみに、上記の電気代は日本の半額ほどで利用できる北米での料金を適用しているので、日本でmoneroマイニングするなら、2年間で$1440と非常に効率は悪くなります。

私は現在北米在住なため、GPUで自作PCでもマイニングしているものの、騒音や熱や火災リスクの問題から、genesis miningのモネロ契約メインで運用しています。

現在であれば、3000h/sあれば毎日9ドル~10ドル前後の採掘ができるので、1年弱で元本回収して残り1年で利益積み増しという計算で運用しています。

現時点でのmoneroマイニングの成績について

genesis miningで2017年10月11日に3000h/sを$2327で購入したmoneroマイニングプランの成績と感想です。

成績としては12月8日時点で58日経過時点で、0.04BTC(BTC15,000ドル換算で600ドル)のペイアウトがありました。

1カ月あたり300ドル程度をマイニングできた計算になるので、8か月程度で回収して残りの14カ月で利益を積みますイメージになりそうです。

genesis miningを契約しての感想ですが、ペイアウト履歴が見にくく、ペイアウト遅延などもあるので、実際にどの程度のペイアウトがされたのか分かりにくい点では不満を感じました。

ただ、結果としては2か月経過時点でも、遅延があってもペイアウトはされているので、その点では信頼できると感じています。

競合のhashflareと比較して、genesis miningは管理画面は使いにくいですが、その分価格が安いので、我慢して使うのが良いかと思います。

自分でマイニングするのと、genesis miningでmoneroマイニングするのはどちらが得か?

私はGPUとGenesis miningのクラウドマイニングの両方でMoneroを採掘しているが、ここでは、どちらが有利か具体的な数字を元に検証してみます。

まず、自宅マイニングする場合の最適解についてですが、下記のGPUが候補に挙がります。

・RX580(690h/s、150w、USD300)
・RXvega64(1800h/s、200w、USD700)
・GTX1070(500h/s、150w、USD450)

仮に6台搭載するリグを組んだ場合の収益シミュレーションは下記のようになる。RX vegaについては、redditなどで最適化した場合の、ベストレートが異常にとびぬけているので、そちらを参照しました。

※6台分の合計、北米でのマイニングを想定して1Kw=$0.15で計算、GPU以外の費用も計算

【GPUスペック】
・RX580(4140h/s、900w、USD1800)
・RXvega64(10800h/s、1200w、USD4200)
・GTX1070(3000h/s、900w、USD2700)
・genesis(3000h/s、0w、USD2400)

【GPU購入費用、バッテリーなど諸費用、2年間の電気代】
・RX580(USD1800、$400、$2400)=$4600
・RXvega64(USD4200、$800、$3200)=$8200
・GTX1070(USD2700、$400、$2400)=$5500
・genesis(USD4400、$0、$0)=$2400

【マイニング2年間】
・RX580(1日$7、2年間$5040)
・RXvega64(1日$18、2年間$12960)
・GTX1070(1日$5、2年間$3600)
・genesis(1日$5、2年間$3600)

【ROI】
・RX580(+10%)
・RXvega64(+60%)
・GTX1070(-35%)
・genesis(+50%)

上記を見る限りだと、モネロマイニングではRXvegaのROIの高さが目立ちますが、オーバークロックなどかなりカスタマイズしてのベストレートなので、2年間もGPUが持つか分からないので、genesisの2年間プランは優秀だと思い、私も3000H/s保有しています。

genesisの収益としては、1kwhを$0.05計算して下記のような感じなのではと想定しています。

【GPUスペック】
・genesis(10800h/s、1200w、USD4200)

【GPU購入費用、バッテリーなど諸費用、2年間の電気代】
・genesis(USD4200、$800、$1000)=$6000

【moneroプラン(3000h/s)の収支】
$2400-$1666=$734(ROI+44%)

RXvega64を上記のように仕入れて、売りさばくだけで、ROI+44%が確定するので、非常に美味しいビジネスだと言えそうです。

ただ、GPUの仕入れ在庫リスクもあるので、この程度の儲けはヘルシーだと思います。

moneroのアルゴリズムとマイニング現状

現在売り切れ中のgenesis miningのbitcoinプラン待ちだったのですが、投資先の分散のためにも、現時点で在庫のあるmoneroのクラウドマイニングプランを契約しました。

2017年10月11日現在でmonero、zcash、etheriumの3通貨の2年間クラウドマイニングプランがあった中、moneroを選択した理由が下記です。

・asicが開発される可能性は低いと判断
・自分でマイニングするよりコストが安いと感じた

asicが開発されなければ、市販のグラフィックカードを利用したGPUマイニングでも、ある程度は採掘し続けられることを意味します。

私はGPUリグ(採掘機)を1台保有しているので、実際にmonero採掘にかかるコスト試算ができるのですが、genesis miningのクラウドマイニングプランのほうが、電気代を考慮しても安いと判断したため、今回genesis miningのクラウドマイニング契約を決めました。

ちなみに、モネロマイニングではGPUよりも、CPUマイニングのほうが効率が良いと考えられていて、具体的にはRyzen1700などCPU搭載しているPCがあれば、消費電力も通常のGPUマイニングの半分程度でマイニングが可能のようです。

ちなみに、Ryzen1700だと1枚あたり500H/s前後でマイニングできて、USD300弱で購入できるので、2年間の電気代を考慮してもgenesis miningの採掘プランが安いのは納得できます。

モネロのGPUマイニングでかかる費用とクラウドマイニング価格の比較

モネロが採用されている採掘アルゴリズムはcryptonightですが、x11アルゴリズムのasicが販売されてしまっているdashと違って、メモリ依存のアルゴリズムであるため直近の開発が難しいと考えられています。

そのため、今後も暫くはmoneroについてはGPUマイニングが主流になると考えています。

自宅のGPUマイニングリグでmoneroを採掘するコスト

GPUマイニングを自宅でも稼働させている私が、モネロ採掘のアルゴリズム「cryptonight」を走らせると、私が利用しているgtx1070 1台あたり、約500H/sが計測されました。オーバークロックなどすれば、もう少しハッシュレートは上がるようですが、故障リスクと電気代が上がることを考えると、あまり得策ではないです。

ちなみに、gtx1070の価格はUSD450前後なのと、GPUを稼働させるのに購入したマザーボードや電気代など合計すると、2年間フル稼働させたとしてUSD760程度かかる予定です。

genesis miningのmoneroプランの価格と比べると

genesis miningのmoneroプランの価格は、1000H/sで現在は819USDなので、仮に同じハッシュレートを自作GPUリグで出そうとすると、先ほどのUSD760の倍であるUSD1520が2年間でかかるということになります。

つまり、genesis miningのmoneroプランについては、何故かハッシュレートを自作で確保するのに比べても安く、クラウドマイニングプランなら契約できるということになります。

redditなどを見ている感じだと、rizen利用でCPUマイニングするよりはvega利用のほうが効率が良いようです。

下記は個人的なメモなのですが、genesis miningとの比較をしておきます。

・Vega64 2000H/s $700(device) $520(electricity)
・Vega64x1.5 3000H/s $1050 $780(electricity) $1830(total) $5(mining/day) 366days(payback period)
・Genesis Mining 3000H/s $2300 $0(electricity) $2300(total) $5 460days(payback period)

vega64でマイニングリグを運用した場合は、3000H/sの契約だと、$500程度は割高になると考えていいのではと感じました。

ただ、vega64で10月初旬に報告されたマイニングリグの状況のようなので、今後も安定的に稼働し続けるかは不明です。

moneroマイニングは、CPUもGPUもマイニングできるうえにAsic耐性も高いので、選択肢が増えるのは価格上昇には有利と考えています。

また、zcashとの比較になりますが、発行上限がないmoneroの場合は、発行上限を迎えると送金手数料だけがマイナー報酬になるzcashと比較して、moneroマイナーは2022年以降は0.6XMRがマイニング報酬として固定化されるので、永続的にマイナー価値が与えられ続けます。

その点を考慮すると、moneroは永続的に取引もzcashと比較しても安定しやすいと考えており、現状の実需以外にも送金ニーズが高まれば、より利用者は増えるのではないかと考えている仮想通貨です。

Moneroの今後についてとZcashとの比較

マイニング対象としては、zcashもequihashはGPUマイニングに特化したアルゴリズムということもあり、difficultyは比較的安定しているため、現時点では稼ぎやすい。

実際に私の利用しているマイナーソフトであるnicehashでも、殆どequihashが選択されていることが多いからだ。

ただ、長期で持つとどうなのかという点については、zcashは開発チームにマイニングの20%が付与されるなど、ステークホルダーに平等性が感じられない点、イーサリアムにzcashの匿名機能が追加されるなど、独自性を失いつつある点で今後も伸び悩むのではないかと感じている。

個人的にはmoneroのほうがビットコインに概念が近く、発展によって特定のステークホルダーが利益を得るということはなく、さらに閲覧キーがあれば部分的に匿名性を排除できる点など、より実体経済に寄りそった発展を遂げるのではと思っている。

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