クラウドマイニング人柱ブログ

クラウドマイニングと自作PCで発掘しています

どの通貨をGPUで採掘するべき?自作マイニングマシンは本当に儲かるか実践記録

      2018/03/21

自作マイニングマシンを作成する際に、決めるべきことは下記2点のみです。

・採掘する通貨を大まかに決める(GPUメーカーの決定)
・利用するマシンのスペックを決める(費用の決定)

マザーボードなど、各種PCパーツもどれを利用するか決める必要はありますが、GPUさえ決まれば、あとは選ぶべきPCパーツは決まってくるので、とにかく自作マイニングマシンを作るなら、上記2点から決断していきます。

※ビットコインなどASIC(専用採掘機)でしかマイニングできない通貨を掘るのであれば、ASICを購入すれば、すぐにマイニングを開始できますが、騒音と熱から自宅でのマイニングは不可能だと考えたほうがいいです(家の中にサイレンを設置するレベルでうるさい)。ASICでのビットコインマイニングをするなら、クラウドマイニングなどでアウトソースしたほうがよく、私もハッシュフレアなど利用しています。

そのため、基本的には自作マイニングマシン=GPUマイニングと言えますが、GPUで掘れる通貨にもGPUメーカーごとに特徴があり、マイニングしたい通貨を決めることがファーストステップになります。

GPUには大まかに下記の2種類が選択肢となります。

・Nvidiaのgtx系
・RadeonのRX系

イーサリアムのマイニングをするなら自作マイニングマシンのGPUはRadeonのRX系一択になります。逆に、RX系を購入してしまうと、ほぼイーサリアム以外に、効率的に採掘できる通貨がないのでイーサリアムマイニングと心中する覚悟が必要です。

Nvidiaのgtx系は、効率的にマイニングできる通貨の種類が多く、Zcash、Zencash、モナコイン、BTGなどをマイニングするなら、gtx系を購入するべきです。私はGTX1070という機種をメインに利用して、最近だとZcashマイニングをしています。

※GPUでも自動でビットコイン払いしてくれるNicehashを利用していましたが、先日のハッキングの影響で現在利用できないので、zcashマイニングに切り替えました

GTXかRXのどちらを利用するか決定したら、次はマシンスペックを予算に応じて決定します。

現在だと、RXであればRX470、480、570、580などが候補になります。GTXであれば、1060、1070(ti)、1080(ti)が候補になってくると思います。

それぞれ番号が上がると、ハッシュレート(採掘スピード)も上がりますが、その分、消費電力と本体価格が上がるので、どの型番が適しているのかは計算する必要があります。

ただ、RXであれば580、gtxであれば1070が値段も安く、消費電力あたりのハッシュレートも高めなので、無難にいくなら、この両機種からスタートするのがいいです。

自作マイニングマシンの費用と回収期間と必要なパーツ

自作マイニングでは、個人的にはビットコインをマイニングしたほうが有利だと考えています。

理由としては、下記の2点です。

・マイナーとしてNicehashが使える
・長期的にビットコインは値上がり中

数百万円かけてGPUを何十枚も用意して事業としてマイニングマシンを自作する以外なら、ソフトをダウンロードするだけでASICでもGPUでもビットコインを採掘できるNicehashを利用した自作マイニングマシンは有利だと感じています。

騒音と熱が酷いだけでなく、常に採掘難易度が上がっていき採算が悪くなるASICについては、自宅でマイニングリグを自作するのであれば、選択肢からは外したほうがいいです。

ここではGPU(グラフィックボード)を利用した自作マイニングリグを組む際に、かかるコストと回収期間についてまとめておきます。

結論から言うと、GPU自作マイニングマシンについては約15万円~30万円前後で機材を購入して、約1年ほどで初期投資金額を回収していく計算になります。

自作マイニングマシンの機材を購入するための費用の詳細

必要なものは、以下の9点です。

・マザーボード
・OS(Windows10 64bit)
・SSD
・CPU
・RAM

・GPU
・電源(PSU)

・モニター
・キーボード
・マウス

モニター、キーボード、マウスについては、家にあれば買わなくても大丈夫です。マザーボード1万円、OS0.5万円、CPU0.5万円、RAM0.5万円、SSD0.5万円で合計3万円程度で揃います。

値段が高いのがGPUと電源です。GPUはスペックによって値段が違うのですが、2017年10月現在でメモリ8GB以上は推奨なので、1枚5万円前後で見積もっておくべきです。電源についてはGPU3枚あたり750Wほどが必要なので、GPU1枚~3枚なら750wで1.5万円程度。GPU4枚~6枚なら750Wを2個必要なので3万円程度になります。1500wを買ってもいいですが、値段が4万円以上するので、750Wを2個のほうがコスパはいいです。

簡単にまとめると、GPU3枚構成なら18万円、GPu6枚構成なら33万円程度の初期投資が必要ということになります。

自作マイニングマシンで1日当たりの収益性について

自作マイニングマシンでのマイナーソフトは、nicehash、CCMINER、MINERGATE、CLAYMOREなどあり、どれも殆ど収益性は同じなのですが、GPU1枚で1日あたり180円~250円程度のマイニングができます。

そのため、月あたりでは5400円~7500円程度のマイニングが可能です。3枚構成のGPU自作マイニングマシンの場合は、1か月あたり15,000円~22,500円程度となります。電気代は9,000円程度かかるので、6,000円~13,500円程度の利益になります。

※とにかく電気代は高いです。中国、アイルランドなどは、この10分の1程度の電気代なので不利です

初期投資は18万円なので、30カ月~13カ月というのが自作マイニングマシンによる回収期間となります。

6枚GPUの自作マイニングマシンであれば、月利益は12,000円~27,000円になるので回収期間は、初期投資33万円として27カ月~12か月程度となります。

回収期間にバラつきが大きいのは、採掘難易度と価格は必ずしも連動しないため、採掘難易度が上がったのに価格は下がったなどということも起こりうるのと、日本は電気代が高く、若干の採掘量減少でも変わらない電気代のせいで収益性は大きく悪化するためです。

それでも自作マイニングマシンで採掘をするべきか?

マイニング自体が好きで採算性は重視しないなら、日本での自作マイニングマシンによる採掘してもいいと思いますが、単純に収益を上げたいなら採掘するべきではありません。

恐らくですが、殆どの自作マイニングマシンのマイナーは、電気代を生活費と混ぜて見ている(マイニングPCの熱を暖房代わりと見なすなど)ので、採掘できた通貨価値しか見ていないと思います。

電気代を無視すれば、収益性はよく見えるのが、自作マイニングだからです。

中国、アイルランド以外では、北米などは日本の半分程度なので素人でも収益性は、ギリギリ担保できます。

※クラウドマイニングなども、電気代は北米基準で計算されていることが多い

自作マイニングマシンを組んだほうがいいいい人について

ちなみにビットコインなど仮想通貨の購入を検討するにあたって、私は直接ビットコインを買うのではなく、マイニングで採掘する方法を選びました。

マイニングを選択した理由としては、下記の理由からです。

・マイニング機材を経費にしたかった
・強制的にドルコスト運用ができる

取引所で直接ビットコインを買いつけるよりも、経費効果で初期投資額は実質的に抑えられる(単純に利益の先送りですが)ので、当面はマイニングのみで投資していこうと考えています。

現状では、自作PCとクラウドマイニング大手であるgenesis mining、hashflareを併用して投資を進めています。

自作マイニングマシンの稼働状況について

現在はgtx1070を3台のみ運用しています。マイナーはnicehashを利用中して、bitcoin払いで採掘中です。

nicehashを利用している理由としては、単純にbitcoinで長期保有しようと考えているためと、複数通貨保有よりも管理コストを減らせるためです。

3台で大体$5に相当するビットコインをマイニングできるので、1か月では$150程度のマイニングになっています。

電気代についての問題点

電気代については私は北米在住なので、3台分で約$50/月となっていて日本と比較すると安いです。そのため、利益計算でも150-50=$100程度は期待できているのですが、アイルランドや中国などは電気代が、さらに安いので、さらに利益を上げやすくなっているようです。

ちなみに、日本の場合は、北米の倍ほどの電気価格なので$100/月程度の電気代がかかると思われ、マイニング収益の3分の2程度は電気代で持っていかれる傾向があり、日本ではマイニングは圧倒的に不利です。

日本でも、自作マイニングマシンを運用している方はいますが、恐らく電気代には悩まれているのではないかと思います。

日本と比較すると電気代が安い北米でも、マイニング効率は悪いと感じ始めているので、今後も自作マイニングマシンについては最小限の投資をしつつ、アイルランドなどでマイニングマシン運用を代行してくれるクラウドマイニング業者をメインに利用を検討しています。

クラウドマイニングも利用している理由

genesis mining、hashflareでもクラウドマイニングのプランを購入して、毎日採掘を行っています。

2017年10月20日時点で、保有しているのは、genesis miningのmoneroプラン(3000H/s=$2400)、hashflareのbitcoinプラン(14TH/s=$2100)となっています。moneroプランで1日5ドル、bitcoinプランで1日12ドル前後です。

※hashfalreのbitcoinプランのみ、毎日メンテナンス費用が引かれた金額です。genesisのmoneroプランはメンテナンス費用は$2400に含まれていて、先払いの扱いになっています。

今後は、genesisのzcashプラン、hashflareのbitcoinプランの追加購入を検討しています。

クラウドマイニングと自作マイニングマシンでどちらが有利か?

両方とも実施している目線での感想ですが、基本的には日本在住で、日本で自作PCなどでマイニングするのであれば、電気代が他国と比べて圧倒的に不利なので(北米の2倍ほど)、クラウドマイニング一択になるかと思います。

私の場合は、電気代が安い地域に住んでいるので、クラウドマイニングよりは割安にマイニングできていますが、肌感覚として10%~20%程度が初期投資で有利になるという程度です。

ちなみに、クラウドマイニングは機材の故障リスクも、クラウドマイニング会社でヘッジしてくれているので、その点に対して10%~20%のプレミアムを払えるというのであれば、クラウドマイニングは比較的良心的な価格設定だと思います。

勿論デメリットもあり、それはクラウドマイニング企業が倒産する可能性、計画的に資金持ち逃げする可能性です。

これについては、実績のある信頼できそうな会社を選ぶしかないです。

自作PCでのマイニングとgenesis miningのクラウドマイニングの採掘効率比較

自作PCでのマイニングでは、セレロン+Nvidia GTX 1070 8GB+nicehashを利用して採掘を進めていて、大体1日0.35mBTC(=0.00035btc)程度の採掘効率となっています。大体ですが、1日170円程度のビットコインを採掘できています。

1日あたりの電気コストは20円前後なので150円前後が1日の利益になります。

GPUであるNvidia GTX 1070 8GBは新品価格45,000円程度を投資して買っているので、回収までには45,000円÷150円=30か月という計算になります。bitcoinの価格が上昇するなどしないと、恐らく純粋にマイニングだけの売上を考えると割に合いません。

ちなみに、オーバークロックしないで「Nvidia GTX 1070 8GB」を利用した場合には、マイニングアルゴリズム「Dagger Hashimoto」でのハッシュレート換算で25MPH~26MPHです。

オーバークロックすると、30mphまでは上げられるようですが、メーカー保証が利かなくなるので、私は利用していません。

これを元に、genesis miningとの投資コスト比較をしてみたいと思います。

現状ではgenesis miningでの運用のほうが効率がよい?

genesis miningは「ハッシュレートあたり〇円」でハッシュレートを購入するシステムなのですが、ここではNvidia GTX 1070 8GBを利用した場合のハッシュレートに近い「25MPH」を購入した場合で比較します。

ハッシュレート25MPHはgenesis miningで$750となっていて、電気代は含まれているので、最初に支払う$750のみで2年間の運用ができます。

これを自作PCで「Nvidia GTX 1070 8GB」を利用して2年間運用した場合のコストで考えると、下記がかかります。

・$450(Nvidia GTX 1070 8GB)
・$480(2年間の電気代)

自作PCでのマイニング費用を合計すると2年間で約$930となってくるため、単純に2年間だけで見ると、genesis miningのほうが割安です。

とはいえ、自作PCの場合は3年目以降もマイニングできる可能性はあるのですが、マイニング難易度は毎日上昇していることも考慮すれば、現在の最新GPUを使っていても、3年目以降は殆どマイニングはできない可能性は高いかもしれません。

さらに、2年間GPUを使い倒して、中古GPUとして売却するということも検討は可能ですが、こちらも2年間マイニング利用したGPUは良くても購入金額の50%程度での売却になるのではと考えます。

自作PCでのマイニングについては、合計費用としては、ベストケースでも下記になると思われます。

・$450(Nvidia GTX 1070 8GB)
・$480(2年間の電気代)
・-$200(Nvidia GTX 1070 8GBの売却益)

GPUを売却したとしても$730というのが、25mphのマイニングマシンを利用した場合の、コストとなり、$750のジェネシスマイニングと殆ど変わらないということになります。

ちなみに、自作PCに関しては、最低スペック(CPU+マザーボード+バッテリー)を持っている前提になるので、自作PCがないなら、確実にgenesis miningのほうが高効率になります。

現状では、マイニングに興味があるなら「genesis mining」のイーサリアム2年間を25mph~30mphで始めてビットコイン払いでマイニングの支払いを受け取るのが、自作マイニングと比較しても悪くない選択肢かと思われます。

現状で投資効率の良いマイニングマシンのためのGPUとAsicについて

採掘する通貨によって、効率の良いGPUは変わってくる。また、専用採掘機Asicであれば、特定通貨のみしかマイニングできないので、どの通貨をマイニングするかを決めるのは、自作マイニングマシンを構築する前に、目星をつけておくべきだと考えます。

先にAsicの話をしておくと、Asciでしか採掘がほぼできなくなっているのは、下記のアルゴリズムです。通貨ではなく、アルゴリズムで見ているのは、マイニングは通貨を採掘するというよりも、アルゴリズムを解く報酬が貰えるためです。また、違う通貨でも同一アルゴリズムを採用していることが多いためです。

・SHA256(Bitcoin)
・Scrypt(Litecoin,Dogecoin)
・X11(Dash)

例えばSHA256をアルゴリズムで選ぶなら、bitcoinマイニングをすることと同義で、専用採掘機には、下記があります。

【SHA256】
・S9 Antminer
・T9 Antminer
・Antminer R4

【Scrypt】
・L3+ Antminer

【X11】
・D3 Antminer

Asicは開発されているコインの場合は、Asicの性能向上スピードも速く、次々に次世代のAsicが開発されて、採掘効率は爆発的に上昇していく傾向があります。

そのため、購入時点でのpayback(投資回収期間)は短いのですが、すぐにマイニング量は落ちていく点は留意するべきです。

下記は、GPUマイニングで有利なアルゴリズムと、主要通貨です。

・Equihash(zcash)
・Cryptonight(monero)
・Lyra2REv2(monacoin)
・Keccak(maxcoin)
・Ethas、daggerhashimoto(etherium)

GPUでもアルゴリズム別に得意分野があって下記のように選択するべきGPUは変わってきます。

・Equihash(gtx1070,gtx1080ti)
・Cryptonight(RXvega64)
・Lyra2REv2(gtx1070,gtx1080ti)
・Keccak(gtx1070,gtx1080ti)
・Ethas、daggerhashimoto(rx480 8gb,rx580 8gb)

gtx系であれば、Equihash、Lyra2REv2、Keccakに強いので、zcash、maxcoin、monacoinなどが単独で高騰した場合でも、途中からマイニングする通貨を変更できるので柔軟性はあります。

逆にCryptonight、Ethas、daggerhashimotoなどであれば、Asicレベルで利用するべきGPUは限られてくるので、その通貨と心中する意思は必要です。

Cryptonightについては、RXvega64を用いての設定が比較的難しく、高温になりやすく、電気代もかかるので日本でのマイニングには最も向いていないと感じます。私も、Cryptonightについては、クラウドマイニングのプランを購入して対応しています。

逆にgtx系でのマイニングであれば、nicehashなど常時採掘効率の良いアルゴリズムに切り替えてくれるマイナーがあるので、設定は簡単で私はこちらを自作マイニングマシンで採掘しています。

日本人に人気なリップル、NEMなどはGPUマイニングできないので、購入するしかないです。

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